何故振り返るのか

何故振り返るのか

あまり過去ばかり見ていてもいいことはありません。
未来につなげていくために振り返るということを忘れてはいけません。
振り返る理由を見失わないために、ここで整理しておこうと思います。

  • 私自身がこれまでを整理すること
    ひとつめの理由は、私自身のためです。
    自分自身の今を再確認することで自信を持つことができればと思っています。

  • 私のような人が同じ失敗を繰り返さないための材料となること
    ふたつめは、同じような悩みを抱える人のためです。
    私ほど愚かな失敗をする人はそうはいないでしょうが、
    悩む人がいたときに愚かな私の経験が何かに生かせればと思います。

  • 人がどのような経緯でうつ病を患い、乗り越えていくかということの記録
    みっつめは、精神疾患に悩む人のためです。
    私はうつ病になり、様々な苦しみを味わってきました。
    その中で一番思うことが、うつ病というのは非常にわかりにくい病だということです。
    これは周囲に対してはもちろんのこと、本人にも言えることなのです。
    私の体験を伝えることで、うつ病というのがどういう形で進行してゆくのか、
    そしてどうやって治療していくのか一つの事例として公開できればと思っています。

制約について

どこからどこまでを書くべきか非常に悩みました。
なるべくすべてを書きたいのです。
私の名前から経歴、社名などもすべて隠すことなく書きたいと考えています。
しかし、公表するとまずいものもあります。

  • 個人の名前について
    プライバシーの観点から私以外の個人名を公表することはできません。

  • 企業の秘密について
    企業にプライバシーは無いにしても、
    営業の自由を脅かすようなことは書けません。
    つまり、業務内容の詳細を書くことはできません。
    虚偽の内容を書くわけではありませんので、社名は大丈夫と思われます。
    社名があれば具体的な業務内容などが、 公開されている範囲の材料からイメージしやすくなります。 そうなればうつ病の背景などをより、現実味を持って知れるのではないでしょうか

  • 私のプライバシーについて
    社名を公開するのであれば、私の本名を公開するのが筋でしょう。
    ただ、これには勇気が要ります。
    ネットでプライバシーなんてのは無いようなものですから、
    恥部をさらけ出すことはとてもリスキーです。
    一度、口から出たものを戻すことはできませんから、
    うつ病であったことを名前付きで公表するというのは、あまりに難しいです。
    卑怯にも本名を隠すことを許して下さい。

  • 2016/10/07追記
    結局社名は隠さず出すことに決めました。
    ただ守秘義務なんかがあるので、詳細な仕事の話とかは書きませんし
    書けません。書く気もなければ、書く必要もありません。
    イオンに行ってフードコートでラーメン食べたくらいの感じで
    会社に入社してこんなかんじでうつ病になった
    守秘義務とか会社の業務とかを邪魔しない形で書くことが
    結果的に会社の評判とか名誉を守ることにつながるのではないかと思います。

  • 2017/06/27追記
    名誉毀損の恐れがあるとの指摘を友人から受けました。
    仕事で起きたストレスを振り返る以上、やむを得ない部分もあるのですが、
    NTT-ATにご迷惑がかからないように配慮していくつもりです。
    不満というのはたしかにあったのですが、それは社会人なら誰もが感じるようなことです。
    些細なことまで隠して書く必要なないのかと思います。
    当時の悩みがどのようにうつ病につながっていったのかを残すことは、
    やはり、世の中に有益なことかと思います。
    もし、ご迷惑がかかっているようでしたら、ご指摘ください。
    該当の箇所を修正いたします。
    どうしても、私の感じたことありのままを書いていくと一方向になります。
    それは、いくら配慮をしていても私では解決できない問題なのです。
    許されるのでしたら、あの当時NTT-ATの他の人達がなにを考えていたのか、
    知ることができれば、どのような誤解が起きていたのかということを残したいと思っています。
    うつ病のひとの考えと世の中の人とのギャップというものは恐らく存在します。
    それがどのような悲劇を起こすのか人々に知らせることができたら、
    繰り返さないための努力をする助けになると思っています。

  • 2017/07/01 意図せずコメントの記入が制限されていたため、ゲストからの書き込みも許可しました。
    より良い世の中を作るためには私一人ではできません。
    批判的なんかを受け入れることで、良い方向へ修正されることが必要です。
    基本的にブロックはしませんが、スパムのチェックに承認だけは残しています。